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心臓に毛が生えている理由 (角川文庫) (Japanese Edition) Kindle Edition

4.2 out of 5 stars 252 ratings

『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』の著者が、ロシア語通訳として活躍しながら考えたこと、在プラハ・ソビエト学校時代に得たもの、日本人のアイデンティティなど、言葉や文化に対する深い洞察を痛快な文章で綴る。※本作品は紙版の書籍から解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

Product details

  • ASIN ‏ : ‎ B00CPEBABM
  • Publisher ‏ : ‎ KADOKAWA (May 15, 2013)
  • Publication date ‏ : ‎ May 15, 2013
  • Language ‏ : ‎ Japanese
  • File size ‏ : ‎ 3.1 MB
  • Text-to-Speech ‏ : ‎ Enabled
  • Enhanced typesetting ‏ : ‎ Enabled
  • X-Ray ‏ : ‎ Enabled
  • Word Wise ‏ : ‎ Not Enabled
  • Print length ‏ : ‎ 244 pages
  • Customer Reviews:
    4.2 out of 5 stars 252 ratings

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Mari Yonehara
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  • 大和太郎
    5.0 out of 5 stars ズゴイ人です
    Reviewed in Japan on May 29, 2024
    惜しい人を亡くした。日本のお茶の宗匠(裏)200人を平気で非難できる人
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  • eivent
    4.0 out of 5 stars 冒頭やばい
    Reviewed in Japan on September 8, 2024
    どこかで書評をみて気になって手に取った。著者の経歴等、先入観無し。それぞれ2-3ページのエッセーが40-50個くらいあるのだが、冒頭3,4つを読んで、とんでもない本に当たってしまったと思った。それくらいの傑作が続く。

    もともとソ連時代のプラハに住み、パパは日本共産党の重役、学校は各国の共産党の重役の子弟、ということで、かなり個性ある経歴なのだが、そういう感性だからなのか、面白いエッセーが続く。

    1,広大なシベリアという「格子無き牢獄」があったから、死刑の代わりに流刑があった。
    2,食欲は食べるてる最中にわいてくる。
    3,黒パンは酸っぱい、聖餐式でのパンをめぐったカトリックと正教会の対立。
    4,鶏肉が嫌いなナポレオンに、自分の料理に鶏肉を出したリャギャピエール。
    5,〇×か選択式の日本のテストと比べて、口述式な日本のテストの違いと、その結果の知識感の違い。
    6,文字に記憶の負担を転嫁しているのが日本人。欧米と比べて紙にアクセスしやすく、文字に親しみが深かった(欧米では紙は貴重、江戸時代に日本人は紙で鼻をかんでいるのをみて一驚している)
    7,ロシアは異教徒を支配するのに、自分たちと同じキリスト教正教会のアルメリア人に任せている。こうして、本来ロシア人が買うべき恨みを、他の人に引き受けさせてきた。かつてロシアが支配してきた小国の人たちは、ロシア人には好感を持っている、が互いには反目している。
    8,ファーストクラスに乗るような人は機内食何か期待していない。ほとんどの人がパスする。おいしいものは飛行機を降りてから食べる。
    9,国民性から来る、ポーランドとチェコ文学の違い。常に客観的になって、情状に身をゆだねるようなことはしない。

    著者がロシアを学ぶ過程で出当たった図書館の司書、ドラゴンアレクサンドラの話が一番面白かった。
  • 馬頭観音
    5.0 out of 5 stars 面白いですよぉぅ〜
    Reviewed in Japan on February 18, 2013
    プラハ・ソビエト学校で小学生時代を過ごし、ロシア語会議通訳として活躍し、面白そうなエッセーを沢山書き、2年前56歳で亡くなった人。

    何かで最近初めて知って、初めて読んだが、相当おもしろい。

    日本語は最後まで聞かないとはっきりしない言葉だが、ロシア語をはじめ、欧米語は主語の後にすぐ述語がくるので、同時通訳はむずかしい。それを瞬時にこなしていると、やがて心臓に毛が生えてくるらしい。

    そういう分かりやすい話が手短に語られる。

    きっとパキパキした人だったのでしょう。

    今、ロシアとグルジアできな臭いことになっているようなのだが、東欧の複雑な民族的・文化的な事情にも触れていて参考になる。
  • 紫陽花
    3.0 out of 5 stars 残念ながら、全体的に生彩を欠いている印象
    Reviewed in Japan on April 29, 2011
    私は米原氏のファンで、一つの小説を含む多くのエッセイを愛読している。幼少時代や同時通訳の体験を通じての広い意味での比較文化論、民族のアイデンティティーの大切さをユーモアを交えて辛口に語る姿勢に小気味良さを覚えていた。「所変れば、"常識"も変る」という基本思想に啓発される点も多かった。本作もその路線上にあるのだが、従来作に比べ物足りなさを感じた。

    止むを得ない事情もあると思うが、端的に言えば文章にいつもの勢いがなく全体的に生彩を欠いているのである。主にロシアの諺を用いた得意の下ネタ混じりのジョークも大人しく、執筆依頼に対し、無理やり内容を整えたという印象が強い。新しく啓発されるような話題もないし、何より全編を枯淡としたムードが覆っているのがやるせない。読み手側の感傷かも知れないが。

    この時期にこうした内容のエッセイを刊行する必要があったのか大いに疑問である。才気とユーモアと刺激に溢れたエッセイを期待した読者にとっては、拍子抜けの感を抱かせる内容ではないかと思う。
  • PM
    5.0 out of 5 stars 同時通訳って大変だあ
    Reviewed in Japan on August 9, 2013
    通訳というのはこんなに大変な仕事なんだ、ということが分かった一冊です。私のような凡人とは違う、広く深い知識、頭の回転の速さ、まったく驚異的な職業なんですね。もっともっと彼女の本を読みたかったです。

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